大化の改新 あった？ なかった？

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大化の改新といえば日本史では確実に登場する事件です。
受験勉強では年号を６４５（ムジコ）で世直しとかのゴロで覚えた方も多いでしょう。
中大兄皇子と中臣鎌足の２人が蘇我入鹿を暗殺したクーデターで、
有力豪族を中心とした政治から、天皇中心の政治に移り変わるきっかけとなった出来事です。

余談ですが、「大化」というのは日本最初の元号だそうです。そんな超有名事件である大化の改新ですが、実はなかったのではないか？と話題になっています。

「６４５（ムジコ）で世直し」と書きましたが、実は最近の教科書では「６４６年」に変更されているそうです。
大化の改新＝６４５年と覚えているのは一昔前の世代ということになってしまいますね。
自分も一昔前の世代ですが。。。（笑）

いつの間にか６４５年→６４６年になっていただけでなく、そもそも「大化の改新はなかった」となると
日本の歴史がまたひとつ変わります。
だいぶ前に「聖徳太子は存在しなかった」ということが話題になりましたが、
時代が変わるとともに歴史も変わるものになってきたのでしょうか。
過去の史料を元に想いを巡らせ、新しい発見から既存の定説を打ち壊していく研究者の方は
なんだかロマンチストだなぁと思ったりもします。

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